ラベンダーとの再会
ハーブのある暮らしは心にも身体にも優しいのです。香りに癒されるのはもちろん、ハンドメイドコスメ、生活、お料理、お掃除、そして体の調子が思わしくない時など、あらゆるシーンにハーブは私の傍ににいてくれるのです。和のハーブ、洋のハーブ問わずに植物からもらった幸せを日々綴っていこうと思っています。
ハーブと言えば私がまず思い浮かべるのがラベンダー。ラベンダーはもちろん昔から知っていましたけれど、改めて知ったのマキノ出版「医師がすすめるアロマセラピー」という本を読んでからです。それまでの私は、「エッセンシャルオイルのラベンダーの香りで不眠が治るなんて思い込みでしょ。」と思っていました。
本によると、消費者が多く手にするのは「ラバンジン」という種類のもので鎮静作用はほとんどないのだそうです。
数あるラベンダーの種類の中で、鎮静効果をもたらすのは「真正ラベンダー」と呼ばれるもので、高度500〜1000m以上の高地に自生していて鎮静効果をもたらすには酢酸リナリルを35%以上を含んでなくてはならないそう。
日本市場に出回っている良質な「真正ラベンダー」の精油で基準を満たすものはフラ
ンスのメーカーであるサノフロール社、プラナロム社などがあるそうです。私は本に紹介されていた「イーストウインド」というお店のHPからサノフロール社の「真正ラベンダー」オイルを購入しました。とってもいい香りです。
◇使ってみました◇以前、突然、アレルギー性鼻炎になり1年ほど、昼夜、問わずに咳と鼻水、目の痒みで睡眠不足に悩まされるようになりました。病院や市販の薬は一時しのぎと聞いていましたので、飲まずに我慢して一日中、鼻を垂らしていた日もありました(笑)。ラベンダーと同時に購入したティーツリーオイルは日中、使用して、夜はラベンダーをハンカチに数滴垂らして香りを嗅きながら眠りました。
うっとりするような良い香りが不快な時間を緩和してくれるようでした。他に免疫力をつけるハーブティーも飲んでいたので、そちらの効果もあったようですが、ハーブティーとアロマテラピーを併用して数ヶ月後、1年以上続いた鼻炎が生活に支障がないほど良くなりました。ラベンダーは他にもハンドメイドコスメにも、お風呂にも使用、また、にきや軽い火傷をした時にも直接、塗布して使える数少ない精油なので我が家には常時、このラベンダーを置くようになりました。「真正ラベンダー」との出会いはまさしくラベンダーとの再会という気がしています。思考回路を優しく包むような優しくフローラルな香りです。可憐な紫の花に無限の可能性が秘められているなんてちょっと感激です。
購入したお店「イーストウインド」
http://www.eastwind-aroma.com/info/guideline.html
アロマグッズや本も多数売っています。真正ラベンダー10ml 2,520円
by pathos_mie
| 2005-12-15 21:14
| アロマ&ナチュラル